瑞穗每日市场报告
為替
- アジア時間: ドル円は145円台前半でオープンし、日銀金融政策会合を消化したが、ドル売りフローによりじり安の展開。翌朝のFOMC待ちの中、145円ちょうど付近で海外市場に渡った。アジア通貨は全般に軟調。
- 欧州時間: ドル円はFOMC待ちの中方向感なく推移し、144円台後半へ小幅下落。NY時間朝方、米5月住宅着工件数が予想を下回ったが、新規失業保険申請件数が予想と一致し下げ渋る。FOMCで政策金利が据え置かれ、FRBメンバーの金利見通しが上方シフトする見込みがあったが、引き続き2回の利下げを見込むことが明らかとなり、ドルが買い戻され145円台前半でクローズ。
金利
- 米10年債利回り: アジア時間から欧州時間にかけてじりじりと買われる中、NY時間朝方の経済指標発表後上に往って来いで反応。引き続き買いが入る展開が続いたが、FOMCに向けてやや売り優勢となり、パウエル議長の発言を受け利下げ可能性の低下が意識されて短・中期ゾーン中心に売りが進んだ。結局、米10年債利回りは前日比ほぼ変わらず+0.2bpの4.391%でクローズ。
予想
- 本日のドル円: 方向感に乏しい展開を予想。昨日のFOMCで利下げ回数が減ると見られていたが、年内2回で据え置きとなり、パウエル議長は引き続き「待ち」の姿勢を示した。大型イベント通過後かつ今晩はNY休場ということもあり、本日は方向感の出難いドル円相場となるだろう。
株価指数
- 日本: N225 38,885.15 +0.9%
- ユーロ圏: STOXX50 5,266.91 +0.4%
- オーストラリア: ASX 4,801.26 +0.1%
- シンガポール: FTSTI 3,920.81 +0.3%
- 中国: SSEC 3,388.81 +0.0%
- インド: SENSEX 81,444.66 +0.2%
- インドネシア: JKSE 7,107.79 +0.7%
- マレーシア: KLSE 1,511.95 +0.0%
- フィリピン: PSE 6,337.43 +0.5%
- タイ: SETI 1,094.58 +1.7%
- ベトナム: VNINDEX 1,346.83 +0.1%
商品
- CRB: 314.40 +0.1%
- 金: 3,369.38 +0.6%
- 原油(WTI): 75.14 +0.4%
- 銅: 9,761.46 +0.3%
本日の予想レンジ
- USD/JPY: 143.60-146.80
- EUR/USD: 1.1270-1.1650
- AUD/USD: 0.6385-0.6580
- USD/SGD: 1.2760-1.3030
- USD/CNY: 7.1660-7.2190
- USD/MYR: 4.2100-4.3130
- USD/THB: 32.30-33.15
- USD/IDR: 16100-16450
- USD/PHP: 54.80-57.20
- USD/INR: 84.00-86.50
- USD/VND: 25,600-26,200
