ロボットの利用は多様な分野に広がり、新たなユースケースが生まれています。これに伴い、アプリケーション開発者はより多くのリソースやツールを必要としています。ロボットではリアルタイムシステムや組込みプラットフォームが活用され、多数のロボットが協調して動作するようになっています。
ウインドリバーのVxWorks®リアルタイムOSは、火星探査機、ジェット旅客機、医療機器、工場のロボットなど、多くの実績のある組込みシステムの基盤として搭載されています。新たなロボットユースケースを実現するため、開発者コミュニティがROS(RoboticOperatingSystem)を採用し、これがROS2に進化しました。ROS2では、ROSのAPIが大きく変更され、リアルタイムプログラミングや幅広いコンピューティング環境をサポートすることを目的としています。
ROS2は、ロボットアプリケーションの開発を支援するソフトウェアライブラリとツールで構成され、当初のROSフレームワークを再構築して新しいユースケースをサポートしています。ROS1とROS2のネイティブ環境はUbuntuですが、ROS2はWindows®とMacでもインストール・動作可能です。これにより、ROS1のWindowsやOSXへの移植作業が不要になりました。
ROS2 FOR VxWorksは、VxWorksの製品の一部ではなく、ROS2のフレームワークをVxWorksに取り込めるよう、変更方法やビルド用のスクリプトを提供しています。ロボットアプリケーションの開発でVxWorksを活用したい場合は、WindRiverLabsのROS2forVxWorksウェブページより詳細情報を入手できます。ROS2forVxWorksに関する質問がある場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
ROS2forVxWorksの主な特徴として、複数ロボットの協業、小規模な組込みプラットフォーム、リアルタイムシステム、不安定なネットワーク、製造環境のサポートが挙げられます。